楽しく触れ合った
産直まつり
熊本県農民連城北農民組合
“いい品を”と目の色変え
カライモ掘りや
ニンジン引き抜き
熊本県玉名郡南関町の田んぼの中で11月23日に開かれた熊本県農民連城北農民組合主催の産直祭りに、産直に関わっている新日本婦人の会会員として参加しました。
とりどりの野菜が植えられた畑の周りには、産地直売所、無農薬野菜、新鮮野菜、新米販売中などの桃太郎旗が立ち並び、好天の中で迎えてくれました。
300円の参加費で、豚肉とおにぎり、みかんをもらい、まず、野菜畑に入って、思い思いに野菜を収穫することから始まりました。子ども連れが多く、お母さんたちは、少しでも良い品をと目の色を変えていましたが、子どもたちはカライモ掘りやニンジンの引き抜きに興じていました。
|
ニンジンを引き抜く子ども |
大根早むき大会
パン食い競争
バーベキュー大会
それぞれの収穫に応じて料金を払って、次はバーベキュー大会。点在するドラム缶で作ったバーべキューセットの周りのみかんかごに腰を下ろして、地元産の豚肉や豊富な野菜を焼きながら食べました。その間に、地元で活躍している和太鼓と尺八の共演があり、大根の早むき大会やパン食い競争などのゲームもありました。
|
大根の早むき大会にチャレンジする参加者 |
私は「森のくまさん」の米2キロの賞品をもらい、大きな白菜や、渋柿、鶏肉などを買って帰りました。100人ほどの小さな催しでしたが、これに行政の知恵と力が生かされるようになれば、疲弊へと向かっている農山村が、真に持続可能な地域として復活し、発展していく可能性を大いに持っていると感じました。
(新日本婦人の会熊本支部 戸田敏子)
(新聞「農民」2013.12.16付)
|