「農民」記事データベース20131111-1093-03

2回目の国会行動

反対・粉砕の決意力強く

秘密保護法案 消費税増税
年金引き下げ 憲法改悪

関連/憲法違反の解雇許さない


 第185回臨時国会の2回目の国会行動が10月30日に行われ、250人が参加しました。

 全国商工団体連合会の代表が消費税増税を許さない決意、全日本年金者組合の代表が年金引き下げを阻止するたたかい、全日本教職員組合の代表が憲法改悪を許さない意気込みをそれぞれ述べました。

画像
「憲法改悪反対、消費税増税阻止を」とこぶしを振り上げる参加者

 沖縄の代表が、オスプレイの配備反対のたたかいについて語り、「飛行による低周波で鶏の卵の殻が柔らかい状態で出てきたり、牛の早産、死産が相次いだりということが起こっている。オスプレイは沖縄と日本から出て行け」と力強く訴えました。

 日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が国会情勢を報告。「海外で戦争をする国づくりに突き進む国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案、秘密保護法案は廃案しかない。共産党国会議員団は、国民の目と耳と口をふさぐ安倍内閣に対して正面からたたかっていく。平和とくらしを守る国民多数の意思を一緒に実現しよう」と激励しました。


憲法違反の解雇許さない

JAL不当解雇撤回大集会

全国からのぼり旗 壇上埋め尽くす

 JAL(日本航空)不当解雇撤回大集会が10月25日、都内で開かれ、約1800人が会場を埋め尽くしました。主催は、JAL不当解雇撤回国民共闘、協賛は、日本航空による不当解雇者を励ます会、不当解雇とたたかう日本航空労働者を支える会、日本労働弁護団。

画像
高裁勝利を誓い合った大集会

 弁護団長の上条貞夫弁護士は「憲法違反の解雇を許すな」と訴え、日本弁護士連合会の宇都宮健児前会長は「原告の訴えを退けた地裁判決は司法の役割を放棄するもの。空の安全確保のためにも裁判を応援していきたい」と述べました。

 励ます会から東大の醍醐聰名誉教授が、パイロットや客室乗務員を解雇しながら、ホテル、リゾート開発に乗り出していたJALの乱脈ぶりを批判しました。

 全国からのぼり旗が登壇し、農民連の旗も壇上に翻りました。

 客室乗務員原告団の内田妙子団長、パイロット原告団の山口宏弥団長が最後までたたかい抜く決意を語りました。裁判は12月に結審し、来春には高裁判決が出される予定です。

(新聞「農民」2013.11.11付)
ライン

2013年11月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2013, 農民運動全国連合会