「農民」記事データベース20131104-1092-09

11月27日開催

ふるさと産直みほん市

期待します


食の安全・おいしさへの努力は
私たちの気持ちと合致します

東京・品川区立伊藤小学校
栄養士・中村澄江さん

 小学校の児童は毎日の給食を楽しみにしています。成長期の子どもたちに「旬の味覚」「本物の味」を知ってほしいという思いで、限られた予算のなか、献立を工夫しています。

 味の良いものは、食べてすぐに違いがわかるものです。農家のみなさんが愛情を込めて作っていることが伝わってきます。毎年、気候や温度が異なるなかで、同じものを作り続けることには、本当に大変な努力があるのだと思います。

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前回(2011年11月22日)に開かれた「ふるさと産直みほん市」の学校給食コーナー

 ふるさと産直みほん市で、各地の生産者の方と会い、いろんな方と会話することが楽しみです。

 学校給食で最も大切とされることは、食の安全です。品川区では現在も、給食の放射性物質検査を行っています。1食分の給食をすべてミキサーにかけ、冷凍して検査します。放射能汚染の不安がぬぐえないもとで、内部被ばくを心配する保護者の方々に安心してもらうには、実際に検査を行い、その結果を数値で公表することが欠かせません。それを継続することで親たちに安心してもらえるのです。

 農民連が独自に取り組んでいる放射能検査など、食の安全への努力は、おいしくて安全な給食のために日々努めている私たちの気持ちと合致するものだと思い、期待しています。

(新聞「農民」2013.11.4付)
ライン

2013年11月

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