グリーン・チャレンジ・デーin新宿御苑
福島を忘れない
日本を元気に
環境保全・生物多様性をテーマに
農民連ふるさとネット復興支援出店
GTF GREEN CHALLENGE DAY(グリーン・チャレンジ・デー) in 新宿御苑 2013〜秋の大文化祭〜が10月5、6日の両日、東京都新宿区の新宿御苑で開催されました。
このイベントは、環境保全の啓発と生物多様性の認知度向上を目的としてグレーター トウキョウ フェスティバル(GTF)実行委員会主催で、2009年から新宿御苑で開催されています。震災後は「祭りの力で日本を元気に」と、復興支援にも力を入れています。農民連ふるさとネットワークも埼玉県農民連の浅子紀子さん(さいたま市緑区)と共同で「福島を忘れない」の横断幕を掲げて福島復興支援のために出店しました。
本当のジュースたいへんに好評
5日はあいにくの雨天でしたが、6日は天候にも恵まれ多くの人でにぎわいました。復興支援の目的で訪れる人も数多くおり、「福島のものを買いに来た」いうと年配の男性は「この前、福島にゴルフに行ったよ」と話しながら、梨とぶどうを購入。「福島を忘れない」の横断幕を掲げたテントには「若松市内です」「矢吹」「湖南に息子が」「伊達です」と福島出身者が次々訪れ、話に花が咲きました。
ドリンクコーナーでは、リンドジュースに「おいしい」、トマトジュースには「飲みやすい」「これが本当のトマトジュースなんだ」といった声がきかれ、大変好評でした。
青森のサンプルーンの試食では、「これがプルーンか。生で初めて食べた」といった感想も聞かれ、試食した子どもがお母さんに「プルーン買って」とお願いしている光景も見られました。また埼玉の野菜コーナーでは調理法を語り合うなど、お客さんとの交流も大いに進みました。
お客さんとの交流もすすむ
参加した浅子さんは、「『同じものを買うなら福島のものを買う』というお客さんが多く、国民の間では決して福島は忘れられていないと感じました。家族連れが多く来場し、子どもたちが芝生の上で走り回れるいい機会になってよかった」と話しました。
ブースでは、子ども向けにジャンボシャボン玉を実演、多くの子どもたちでにぎわいました。
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シャボン玉を楽しむ子どもたち |
(新聞「農民」2013.10.21付)
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