農のこころ丸山美沙夫
新米の浄(きよ)き光を握りけり 根岸 操 句集『ほおずきの種』から。新米の摺上りはどうか、生産者はまず掌に載せて見る。気象条件や出来・不出来によって米の粒質が違ってしまうからだ。新米を手にした生産者はもとより、消費者も「浄き光を」と詠まれている感動に共鳴することだろう。丹精こめた喜び、さっそく炊いて美味を味わいたいものである。
(新聞「農民」2013.10.21付)
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[2013年10月]
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