私たちのお米を扱っている
沖縄の米屋さんを訪ねて
山口県農民連
案内された小売店
どこもお客さん呼び込みに一工夫
9月9日から10日まで、ふるさとネットの紹介で山口県のお米を出荷している沖縄の「仲間米店」を訪ねました。
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訪問したお米屋さんの前で。右側が世良さん |
沖縄の町は、10年前に訪れたときと大きく様変わりし、まさに大都会に大変身していました。米軍基地が返還されたところも開発が進んでいて、ちゃんと地元経済の振興に役立っているようでした。車の交通量も増え、朝は通勤ラッシュで渋滞するとのこと。観光客の多いのは昔からですが、外国人だけでなく日本の若者が多く、少子化がうそのようでした。
仲間米店の会長、仲間朝信さんにはたいへん忙しいなか、親切に対応していただきました。仲間さんのお店と数軒の小売店を訪ねて回りましたが、どのお店でも産地の銘柄、特色などをイラストを交えて紹介したり、各年代層に対応したパックや量り売りなどもあって、お客さんを待つ姿勢ではなく、積極的に呼び込む工夫がされていました。私たち山口農民連のお米も、「とってもおいしい山口県のコシヒカリ」という張り紙とともに売り場に並んでいて、とてもうれしくなりました。
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山口のお米も宣伝されていました |
米屋さんを回っていて、お米を売るだけではなく、さまざまな相談ごとにものっているという仲間さんとお米屋さんとの信頼関係の強さを感じ、人と人との結びつきの大切さを改めて学びました。外国産のどんな安いお米が入ってきても、生産者とお米屋さん、消費者の強い信頼関係、きずながあれば負けないと確信しました。そんな関係を作るために、信頼される米づくりをしたいと思います。
(山口県農民連 世良輝久)
(新聞「農民」2013.10.7付)
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