官邸前アクションTPP交渉から撤退せよ参院選・交渉参加後、初の行動
「STOP TPP!! 官邸前アクション」実行委員会は8月6日、月1回恒例の行動に取り組みました。官邸前行動が始まってから1年がたち、参院選挙後、また日本がTPP交渉に参加してから初めてのアクションとなりました。 アジア太平洋資料センター(PARC)の内田聖子さんは「今までは『参加反対』のスローガンでしたが、これからは『交渉からの撤退』を求めることになります」と開会あいさつ。 冒頭、参院選で当選した議員2人がそろってかけつけました。日本共産党の紙智子さんと吉良よし子さんです。
紙さんは「再選し、ここに戻れたことと、吉良さんと一緒に参加できたことは二重の喜びです」と述べたうえで、TPPの秘密交渉を厳しく批判。「重要5品目を守れないことがはっきりしたのに政府は撤退せず、条件闘争に入ろうとしているのは許せない」と訴えました。 吉良新議員は「広島の平和記念式典から新幹線で戻ってきましたが、窓から見る田んぼの風景は美しい。TPP参加でこの風景を壊してはならない」と語りました。 社民党の福島瑞穂前党首、無所属の山本太郎新参院議員もあいさつしました。 郵便ポストにふんした郵政産業労働者ユニオンの参加者は、「TPPで郵便貯金が食い物にされ、誰でも入れる簡保が崩される。絶対に許せない」と怒りの声をあげました。 参加者は、「TPPは許さない」のコールを響かせるとともに、山形の農家がつくったTPP反対音頭を踊り、「交渉から撤退せよ」の抗議の意思を官邸にぶつけました。
長野・飯伊で
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[2013年8月]
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