「農民」記事データベース20130729-1079-14

久留米市から25人

田植え交流会

生まれて初めて
もっとやりたい
楽しかったです

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農薬使わない農業の話を聞く

 福岡・みのう農民組合

 梅雨の真っ最中の6月30日、福岡県のみのう農民組合の上村庫史副組合長のほ場(浮羽から車で15分くらいの朝倉市)で、田植え交流会を行いました。

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汗を流した後に記念撮影

 久留米から、赤ちゃんから子どもまで約10人を含む25人が参加しました。田植えのときはちょうど雨がやんでくれて、昨年怖くて田んぼに入れなかった子どもが、今年は入ることができるようになっていて、みなさん楽しんでいました。

 「生まれて初めての田植え、もっとしたかった」という福岡市からのお父さん。「べたべたになって楽しかったです」と書いてくれた保育園の男の子。このあと、産直のお米を使ったごはんに組合員の育てた野菜と豚肉で豚汁、デザートに千葉県多古町から送ってきたトウモロコシに佐々木督文書記長がつくった桃。

 みなさん、「トウモロコシが甘いね。食事もおいしくて、大、大、大満足」と。トウモロコシがあまりに甘くて糖度計で測ると、何と16度。甘いはずです。

 食後は、ネオニコチノイド系の農薬を使わない取り組みについて、井上永太郎組合長からお話。「健康な野菜は健康な体を作る。植物も人間も一緒。ほうれん草の青々しているのはダメ。硝酸が多い。ちょっと黄色がかったのがいい」などなど、人間と食物の話がありました。

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ネオニコチノイド系農薬を使わない取り組みが報告されました

 話を聞いた人から「いろいろ新しい取り組みや、科学的で現実的な話に感動しました。もっともっと勉強させてください」と言う感想が寄せられました。

 この学習の間、子どもたちには新日本婦人の会浮羽支部の会員が、お手玉、あやとり、折り紙などで子どもたちと遊んでいました。紙鉄砲で遊ぶ男の子やあやとりに感心するお父さんら、こちらも大いに盛り上がりました。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)


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茨城・小美玉市 藤岡典子

(新聞「農民」2013.7.29付)
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2013年7月

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