農のこころ丸山美沙夫
休耕田に立ちて草笛鳴らしけり 川嶋 義治 俳誌『半夜』から。米作りの価格を安定させるという目的で減反政策が推し進められたが、転作する作物がない。荒れ放だいの休耕田が増えていく状況は忍びない。この作に詠まれている「草笛」は、どんな思いで吹いているのだろう。農の叫びが聞こえるように感じる。農と地域に暮す人々が明るく鳴らしてみたい。
(新聞「農民」2013.7.1付)
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[2013年7月]
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