「農民」記事データベース20130610-1072-18

旬の味


 「TPP参加をとめる!5・25大集会」(デモ行進で白石淳一会長のかばん持ちではなく、ノボリ持ちで後ろにぴったり)の興奮冷めやらぬまま、苗っこを軽トラックに乗せ走る▼辺り一面真っ黄色の菜の花も風のにおいも心地よい。訳もなく力が湧いてくる! 毎年繰り返している光景だが、いつまでも続いてほしいと願う。私たちが作っているナタネ油に名前がついた。その名も“繋(つな)ぐ”▼日本軍の“慰安婦制度”を「必要だった」と正当化し、沖縄の米軍に「風俗業」をすすめた大阪市長の暴言は、女性の尊厳に対する重大な冒とくだ。女性を「戦争の道具」とみなす発言で、最悪の形で尊厳を侵害し、男性の尊厳をも侵害した▼私はいのちの源である農業、農村と平和を破壊するすべてのものに、限りない憤りを感じる。“しなやかな対応力、底力、女性の笑顔で農村に活力を!!”。日本の命運をかけての選挙が迫っている。今、手を繋ぎ立ち上がるとき。TPP交渉参加反対! 原発反対! 日本の誇り憲法9条を守ろう!

(陽)

(新聞「農民」2013.6.10付)
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2013年6月

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