「農民」記事データベース20130520-1069-06

農のこころ

丸山美沙夫


 代田掻く四囲の高領の風纏(まと)ひ

               太田 淑枝

 俳誌『薊(あざみ)』から。田に水が入ると代掻きがはじまる。機械化する以前は馬や牛に「馬鍬(まんが)」(まぐわ)を曳かせて代掻きしたが、今はトラクターによって行われている。まだ高い山脈には残雪が輝いて眺められる地方もあり、運転台から見る景も、また作業情景を見るのも美しい風物詩となる。立ち向かう心も引き締まる。

(新聞「農民」2013.5.20付)
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2013年5月

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