幅広い団体に訴え運動大きく
長野・上伊那
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TPP学習会
鈴木教授が訴え
長野県の上伊那農民組合、JA上伊那、上伊那医療生協など15団体でつくる「TPP参加反対学習決起集会」実行委員会は4月30日、伊那市の同JA本所で鈴木宜弘・東京大学教授を招いて集会を開きました。賛同する23団体の関係者も含め、参加者約500人で大成功しました。
講演した鈴木教授は、官僚が自分に責任が及ばないように、国民をだまし、ごまかすことに血眼になっている様子をわかりやすく解説しました。
また、国民をだます手法として、TPPがもたらす保険・医療・労働など広範囲の影響は隠し、農業だけが被害を受け、農業団体だけが反対しているかのような構図をマスコミで流し、TPPの本当の問題点を過小評価するようにみせていることを述べました。
鈴木教授は「農業団体だけでなく、もっと広い範囲での運動を盛り上げる必要がある」と訴えました。集会の参加者は、幅広い団体に呼びかけて、大きな力になると確信し、さらにがんばらなければいけないと決意を新たにしていました。
会場に参加者入り切れず
5・3憲法集会2013が東京・日比谷公会堂で開かれました。主催は、憲法改悪阻止各界連絡会議や、許すな!憲法改悪・市民連絡会など8団体。会場には参加者が入りきれず、外に設けられた第2会場の大型スクリーンで視聴しました。
参加者は、環境ジャーナリストのアイリーン・美緒子・スミスさん、弁護士の加藤裕さんの講演、おしどりマコ・ケンさんによるコントを楽しみました。
日本共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首が憲法を守り抜く決意を述べました。
集会後は、銀座をパレードし、「改憲を容易にする96条改悪反対、9条を守れ」とアピールしました。
(新聞「農民」2013.5.20付)
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