旬の味
TPP反対の取り組みで女性農業者の生き生きした記事や写真に励まされています▼昨秋に日本金融公庫がアンケートと面談で行った、6次産業化や大規模化に取り組む1003の農業経営体の回答結果から「役員や管理職に女性がいる経営体ほど売り上げ・収益力が高い」と発表しています。このようなデータは農業だけでなく、他分野でも、世界でも出ていて、そういう時代になってきているといっていいでしょう▼男性だけでは惰性や硬直がおきていて、女性の感性や行動力で刷新が必要になっているのに、男性がそれに気づいていないか、女性が尻込みしているか、そのどちらも時代遅れになりつつあるといえます▼TPPではアメリカの基準に縛られ、復興では地元無視の方針のごり押し、「強い経済」のために紙幣を印刷し、勝つためには軍事力も原子力もいるという“命よりも金もうけ”に凝り固まった政治や経済に行き詰まりがみえています。女性の力を生かして「多様なあり方」を模索しましょう。 (風)
(新聞「農民」2013.5.6付)
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[2013年5月]
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