「農民」記事データベース20130506-1068-20

菜種トラストと花見交流会

みのう農民組合(福岡)
今年初めて開く


ナタネ油づくり広めよう

 4月14日、福岡県うきは市の「道の駅」で、今年、はじめての菜種トラストと花見交流会を行いました。一昨年まで京築農民組合が行っていて、続けることが困難になったため、みのう農民組合が今年から始めたものです。

 京築から引き継ぐ

 京築農民組合の木本正見さんに、栽培方法を教わったという、みのう農民組合米部長の山口常博さんが自分が跡を継ぐしかないと決意しました。今年は、山口さんが、「収量がどのくらいになるかわからん」ということで、京築農民組合から引き継いだ方たちを案内しました。大豆畑トラストの方たちにも、後ほど案内するつもりです。

 全体で18人の参加でしたが、ナタネ畑で、山口さんから、安武製油所で搾ってもらっている(焙煎(ばいせん)圧搾法)ナタネ油がいかに健康によく、貴重か、できたてがいかにおいしいかを話してもらいました。

 また、山口さんのナタネは「ナナシキブ」といって、滋賀から取り寄せたものです。油と油かすの比率は、40対60で、一番搾り。油かすもとても評判がよいそうです。今年は3ヘクタール作付けしましたが、このままいけば、収量に期待が持てるということです。

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菜種トラストに参加したメンバー。右端が山口さん

 みそを200キロも

 熱心に聞いていたみなさんは、「よし、みんなに広めよう!」と口々に話していました。

 ご希望の方は、みのう農民組合のホームページ(http://ww22.tiki.ne.jp/~minou/)をご覧ください。油になるのは、お盆すぎです。菜の花見だけではつまらないと、みそも200キロ作りました。人数が少なかったので、「まだ作らんといかんの?」など、みなでわいわい言いながら、楽しく交流できました。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)

(新聞「農民」2013.5.6付)
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2013年5月

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