農のこころ丸山美沙夫
ふんはりと日を鋤きこんで春耕す 辻井 康祐 俳誌『築港(ちっこう)』から。農びとにとって最も大切なものは農地。その農地が荒廃していく状況は忍びない。この一句は、先人の切り開いてきた田や畑を守り、土に親しむ愛がこもっていると思う。春陽を充分に吸い込ませ、有機質のある土づくりは、おいしい農産物を育てる要でもある。TPPはこの農をも押し潰すのか。
(新聞「農民」2013.4.22付)
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[2013年4月]
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