農民連壮年部(称仮)結成される
新潟市 全国大会で宣言から2カ月
近い未来背負うわれら
夢や悩み語り励まし合い仲間のつながりを全国に
「壮年部を結成します!」――1月の農民連大会での宣言から2カ月。農民連壮年部(仮称)の結成総会が3月23日に新潟市内で開かれ、東北、関東、北陸から14人が参加しました。
若い農家とつながりたいけど「年齢的に青年部に入るのは尻込みする」という人は少なくないのではないでしょうか。この日の総会で確認された会の目的は、「農業と農民連運動のいまを担うとともに、近い未来を背負っていく立場の壮年が集い、発展のために議論を深め、現場または地域での実践へ結びつけていくこと」です。
「そんな場所が欲しかった!」と、総会前からフェイスブック(インターネット上のつながり)での部員登録が広がりました。初代部長に選ばれた福島の服部崇さんの言葉、「夢も悩みも語り、励まし合える仲間のつながりを全国に広げて、壮年部が農業と運動の未来を担っていこう!」――これは壮年部に集う仲間の気持ちそのものだと感じます。
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華々しく誕生した農民連「壮年部」 |
総会では規約と活動方針を確認し、初代役員には服部さんのほか、副部長に宮川れい子さん(青森)、事務局長に鈴木亮さん(新潟)、事務局次長に平克彦さん(福島)の各氏が選ばれました。
夜の交流会では、営農や後継者問題、自然エネルギーなどの新規事業から婚活まで、この年代ならではの話題で深夜まで盛り上がり、気持ちが高ぶったところでお開きとなりました。
当面の活動内容は「年1回以上の研究・交流会を開催する」ことです。
また「壮年部」という名称が不評で、現在ふさわしいネーミングを募集中です。
(農民連ふるさとネットワーク 笠原尚)
(新聞「農民」2013.4.8付)
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