「農民」記事データベース20130401-1063-10

旬の味


 3月10日に吹雪のなか、3・11原発・核燃集会に“希望の祈り鶴”を持って参加した。13日には重税反対集会が終わり、2日後、安倍首相によりTPP交渉への参加表明がなされた!▼淡々と話を進める姿に悔しさと怒りの涙があふれてしまった。世界を変えるためには、どうすればいいのか――。一人の市民が動き出す。そこが原点だ▼1995年に沖縄で少女暴行事件があったとき、8万5000人の集会があった。普天間高校の高校生だった仲村清子さんが言った。「軍隊のない、悲劇のない、平和な島を返してください。諦めてはいけない。諦めることは、次の悲しい出来事を生み出すことになるから」と(伊藤千尋氏講演集(1)「活憲の時代」から)▼私たちは一喜一憂しているときではない! TPPも原発もオスプレイも消費税もストップするまで声をあげ続けなければならない。日本が世界に誇る憲法9条を何としても守らなければならない。一人一人の一歩、一声が世の中を変えると信じて!

(陽)

(新聞「農民」2013.4.1付)
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2013年4月

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