JAL控訴審勝利つかむ集会最後まで粘り強くがんばる不当解雇撤回へ 原告団が決意
日本航空(JAL)の不当解雇撤回をめざす国民支援共闘会議は12月6日、都内で、「JAL不当解雇撤回・控訴審勝利をつかむ大集会」を開き、各労組や団体、個人らが集いました。 JALの不当解雇撤回裁判は3月、東京地裁で解雇を容認した不当判決が出され、原告団は東京高裁に控訴しています。6日に乗員(パイロット)原告団の第1回口頭弁論が始まりました。 集会では、近畿、東海地方を回って、裁判への支援を訴えてきたキャラバン隊が到着し、会場から大きな拍手を受けました。 原告団弁護団長の上条貞夫弁護士が報告。「高裁では、不必要な解雇だったことを立証することと、解雇のねらい、不当労働行為であることを大いに訴えていきたい」と述べました。 原告団自らが役にふんする劇団「げんこく」によって、解雇のねらいと不当性を鋭く告発する寸劇が披露され、迫真の演技に、聴衆から笑いと怒りがわき起こりました。 乗員原告団の山口宏弥団長、客室乗務員原告団の内田妙子団長から、「最後まで粘り強くたたかいぬく」という決意表明があり、参加者全員で「最後までがんばろう」とこぶしを振り上げました。 客室乗務員原告団の控訴審第1回口頭弁論も12月14日に行われました。
(新聞「農民」2012.12.24付)
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[2012年12月]
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