「農民」記事データベース20121224-1051-03

JAL控訴審勝利つかむ集会

最後まで粘り強くがんばる

不当解雇撤回へ 原告団が決意


 日本航空(JAL)の不当解雇撤回をめざす国民支援共闘会議は12月6日、都内で、「JAL不当解雇撤回・控訴審勝利をつかむ大集会」を開き、各労組や団体、個人らが集いました。

 JALの不当解雇撤回裁判は3月、東京地裁で解雇を容認した不当判決が出され、原告団は東京高裁に控訴しています。6日に乗員(パイロット)原告団の第1回口頭弁論が始まりました。

 集会では、近畿、東海地方を回って、裁判への支援を訴えてきたキャラバン隊が到着し、会場から大きな拍手を受けました。

画像

 原告団弁護団長の上条貞夫弁護士が報告。「高裁では、不必要な解雇だったことを立証することと、解雇のねらい、不当労働行為であることを大いに訴えていきたい」と述べました。

 原告団自らが役にふんする劇団「げんこく」によって、解雇のねらいと不当性を鋭く告発する寸劇が披露され、迫真の演技に、聴衆から笑いと怒りがわき起こりました。

 乗員原告団の山口宏弥団長、客室乗務員原告団の内田妙子団長から、「最後まで粘り強くたたかいぬく」という決意表明があり、参加者全員で「最後までがんばろう」とこぶしを振り上げました。

 客室乗務員原告団の控訴審第1回口頭弁論も12月14日に行われました。

(新聞「農民」2012.12.24付)
ライン

2012年12月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2012, 農民運動全国連合会