農業とふるさとを守れ
軽トラ連ねTPP阻止パレード
広島革新懇
県農民連
平和・民主・革新の日本をめざす広島の会(広島革新懇)と広島県農民連は11月28、29の両日、軽トラックをつらねてTPP参加反対を訴えるパレードを行いました。
縦2・5メートル、横1メートルのムシロ旗やのぼりを立て、「私たちはTPP交渉の参加に反対する自動車パレードです。野田政権は、多くの国民が反対するTPP交渉に参加しようとしています。農林業を守れ、ふるさとを守れの声を広げましょう」と訴えました。走行距離は約360キロ、三次市や庄原市、北広島町など3市2町におよびました。沿道から手がちぎれるほど振ってこたえる人や、縁側で手をあわせるおばあさんの姿も見られました。
また三次農協、広島北部農協を訪問し、お茶の差し入れと組合長や支店長らから激励のあいさつをいただきました。軽トラパレードに参加した橋本奉文さん(庄原市)は「若い人が後を継げるよう、なんとしてもふるさとの農業をまもらなければ」と話していました。
また、広島市の安佐南革新懇では「TPPの学習と旧筒賀(つつが)村の晩秋を満喫するツアー」が行われ、20人が参加。全国棚田百景にも入っている旧筒賀村の「井仁の棚田」や樹齢1100年の大イチョウ、落差40メートルの二段滝などを見学したあと、学習会では「これがTPPだ!」と題して私が講師を務めました。新聞「農民」の読者が1人増えました。
(広島県農民連 杉本隆之)
(新聞「農民」2012.12.17付)
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