「農民」記事データベース20121126-1047-08

国会・官邸・省庁・東電周辺に10万人

さよなら原発・即時ゼロに
総選挙 推進議員はいらない

全国300カ所以上で集会・デモ

関連/大間原発建設は大間違い


11・11反原発大占拠行動

 東日本大震災・福島原発事故から1年8カ月目となった11月11日、首都圏反原発連合(反原連)の呼びかけで、「反原発1000000人大占拠」が行われ、国会・首相官邸・省庁・東京電力本社周辺に「さよなら原発」「今すぐ原発ゼロ」「子どもをまもれ」などのプラカードとコール(呼びかけ)があふれました。主催者発表では、雨のなかのべ10万人が参加し、周辺の歩道を埋めつくしました。またこの行動に連帯しようと、全国300カ所以上で「即時原発ゼロ」を求める集会やデモが行われました。

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北海道から参加した「道南の会」のみなさんも声をあげた

 ファミリーブロックには、パパママといっしょに参加した子どもたちが雨カッパを着て、「野菜をまもれ」「バイバイ原発」と元気に声をあげていました。

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 国会正面前の大集会では、国会議員や著名人など多くの人たちがスピーチしました。このなかで、反原連のミサオ・レッドウルフさんは、デモの出発地として計画していた日比谷公園の使用を東京都が認めなかったことに抗議し、「近く行われる総選挙が分かれ道になります。原発推進議員はいりません。声をあげ続けましょう」と訴えました。また、12月16日投開票の東京都知事選挙に立候補表明した弁護士の宇都宮健児さんは、「まず東京から脱原発をめざすために立候補しました。福島から電気を送ってもらっている東京は、福島を支援・救済する責任があります。みなさんとがんばります」と決意を述べました。


大間原発建設は大間違い

即時中止求めて現地集会
青森

 北海道からもかけつける

 11月11日、青森県大間町では、建設工事の即時中止を求めて「大間原発反対現地集会」が開かれました。「寒いからあったかくして」と横浜町から12人で参加しました。

 原発敷地にはりめぐらされた金網の横の道を通り(監視カメラがにらんでいた)、会場となった「大間原発に反対する地主の会」の所有地に着くと、北海道も含め400人余りが集まりました。(反対手ぬぐいを首にまいた犬も参加!)

 大間町で反対の声をあげ続けている佐藤亮一さんが、「声には出せないが、反対している町民はたくさんいる」と発言。勇気をもらいました。

 集会後、町内を約1時間、「原発ゼロ」「大間原発大間違い」などと声高らかにデモ行進しました。家から出てみている人や「がんばれ」と手をふってくれる人もいて、うれしい行動になりました。

(青森県農民連 沖津由子)

(新聞「農民」2012.11.26付)
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2012年11月

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