「農民」記事データベース20121126-1047-03

農業つぶしの農政に怒り

政策にぶれない日本共産党こそ

関連/TPP参加阻止、総選挙で審判を


衆院選秋田3区候補の
佐藤長右衛門さんの決意

 農民連の常任委員で秋田県農民連委員長の佐藤長右衛門さんが、日本共産党公認で秋田3区から衆議院選挙に立候補しました。JA秋田ふるさと専務の小田嶋契さんからも「以前から農民の仲間として、大変尊敬していました。国政への挑戦を、農民代表として非常に誇りに思います」との激励が寄せられています。

 「なぜ、日本共産党から立候補するのか」、佐藤候補の決意です。

 一昨年の参議院選挙に続き、二度目の国政選挙への挑戦です。居住地の秋田3区から立候補します。“未熟な者が”との思いもありましたが、「今たたかわずして、いつたたかうのか」という農民連の伝統が背を押しました。

 農家の長男に生まれ、高校卒業後に農業を継ぎ、今日まで50年間米作りを生業にして、村の人々と苦楽をともにしてきました。この間、地域の青年会活動、農民運動に力を注いできて痛感することは、政治の貧困をいやというほど味わってきたことです。農業破壊のすさまじさ、亡国の道へ突き進むTPP参加、いのちを育む大切な食と農を捨て去る無法な政治、国民を平然と裏切る数々の政党を見てきて、日本共産党のぶれない一貫した政策と主張に救われる思いでした。

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農作業の合間にあぜ道で農家と“お茶っこ”する佐藤候補(右から3人目)

 かつて、米輸入自由化反対を三度も国会決議しておきながら、日本共産党以外の各党がいとも簡単にWTO協定に賛成した国会を傍聴した時、農業を再生し国民を守れるのは日本共産党しかないことを確信しました。

 私の名前は時代がかっていますが、父が三度目の出征のとき、戦死を覚悟し祈る思いで命名したものです。のちに、あの侵略戦争に反対したのは日本共産党だけだったことを知り、その一員として活動できることを誇りに思います。

 平和、民主主義、いのち、農が、私の主張の原点です。必勝を期し、全力でがんばります。


TPP参加阻止、総選挙で審判を

東京 全国食健連が宣伝行動

 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は11月9日、東京・新宿駅西口で宣伝行動を行い、茨城、福島の農産物を配りながら、署名を集め、通行人らと対話しました。

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署名を訴える全国食健連のメンバー=11月9日、東京・新宿

 全国食健連、農民連、日本自治体労働組合総連合(自治労連)、全農協労連の代表がマイクを握り、「TPPへの参加を突き進む野田内閣に、総選挙で審判を下そう」と訴えました。

 署名に応じた新宿区に住む女性(62)=会社員=は「TPPへの参加は消費者にとっても大問題です。水田がなくなってお米が食べられなくなったら困ります。BSEや遺伝子組み換え食品など食の安全も守れません。野田さんは辞めてほしい。選挙で民主党政権を代えないと」と怒っていました。

(新聞「農民」2012.11.26付)
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2012年11月

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