全国から福島へ青年大集合
大震災・原発事故・放射能汚染…
もやもやふっとばしまスカッ!!
地元・農民連青年部が決意
苦しめる政治変えよう
「青年を苦しめる政治を変えよう」――「もやもやふっとばしまスカッ!! 福島青年大集会2012〜フクシマで考える日本の今とこれから〜」が11月4日、福島市街なか広場で行われました。東日本大震災や原発事故で、放射能汚染や仕事の不安を抱えた青年たちの、もやもやした気持ちをスカッとさせたい思いにこたえ、全国から約1000人が集結しました。
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“原発いらない!命が大事!”と青年たちが声をあげた |
8つの分科会とメーン集会では、福島の実態を高校生やママ、業者青年、そして農業青年などが力強く報告。なかには涙する人の姿もありました。
農業青年を代表して、南相馬市で被災した浜通り農民連青年部の三浦草平さんが発言。「原発の問題はこれからもっと広がり、表面化してきます。すべての人が原発問題の当事者であり、誰一人として他人事ではないのがこの問題です。今、米の全袋検査で安全対策を徹底していますが、むやみに怖がるのではなく、正しい知識を持って正しく怖がる。それが身を守ることにつながると思います。福島の農家として、どこで採れたのではなく、その食品そのものが安全であるかを重視してほしい。そして、僕たちはそれにこたえられるよう努力していきたいと思います」―会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
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訴える三浦草平さん |
集会後は、サウンドデモで「原発いらない!」などと街中に青年たちの声を響かせました。
(福島県農民連 岩渕望)
(新聞「農民」2012.11.19付)
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