昼も夜もパワーさく裂女性のがんばりで組織も元気に
九州・沖縄女性交流会農民連女性部の九州沖縄ブロックは10月31日、11月1日の両日、福岡市の農民会館で女性交流会を開き、福岡、熊本、宮崎、鹿児島の4県から25人が集いました。九州沖縄ブロック女性部長の松山文子さん(鹿児島)が、「女性交流会は今度で3回目ですが、参加者が年々増えています。女性が元気にがんばっていると組織も元気になる。率直に意見交換して、さらに元気になって帰ってください」とあいさつ。 まずは自己紹介から。直売所「薩摩路」を2店舗持っている鹿児島では、「以前は農民組合に入らなくても直売所に出荷できたが、今は組合員にならないと出荷できない。会員や新聞も増やさなくてはと、がんばっている」とのこと。「送り出してくれた家族に感謝」と、女性部ならではのあいさつをしたのは熊本県八代市から参加した組合員。「つながってひとつ〜農村に生きるすべてのお母さんへ〜」という案内チラシを見て、「勉強になるんじゃないかと思って参加した」と、福岡・みのう農民組合のお母さん。「炭の粉をひとにぎり満遍なく入れることで殺菌栄養効果を発揮。2反4畝の田んぼで米が45袋取れた」と披露した福岡・若宮農民組合の組合員。また、「ジャンボタニシの除草で『タニシ米』として売っている」という発言に、参加者から「苗も食べるんじゃないの」「タニシの好みはダンボールやスイカ、キュウリの皮。それを水口のところにやるといいよ」とのやり取りに、「へえ〜」と感心の声がおこりました。 すっかり打ち解けた参加者は夜の交流で、お国言葉で話される赤裸々な体験談や女性ならでの苦労話、そして歌や踊りで交流を深めました。
復興のために今できることは2日目は、岩手から来られた農民連女性部長の久保田みき子さんが、いまだ復興には程遠い現状を報告し、復興ボランティアとして「青空市」に取り組んでいることを話されました。参加者から「いま私たちにできることはなんですか?」と問われ、久保田さんは「米、野菜が喜ばれます。11月19日、山田町に支援に行くので、ぜひ送って」と呼びかけました。そして最後に、「自分のところで自然災害があったときに、何ができるのかということを考え、女性部をつくっていきましょう」と締めくくりました。 (福岡・みのう農民組合 金子徳子)
集団的自衛権の行使許すな憲法集会実行委が院内集会憲法会議も参加する「2013年5・3憲法集会実行委員会」は10月29日、「集団的自衛権の行使を許すな! 憲法を生かして、平和とくらしを守ろう!」院内集会を開きました。民主党は、集団的自衛権行使に向けて憲法解釈の見直しを検討するとしています。また、自民党の安倍晋三新総裁は、集団的自衛権行使と憲法9条の改悪を公然と主張し、右翼的立場を鮮明にしています。 冒頭、「許すな!憲法改悪・市民連絡会議」の高田健さんがあいさつし、「全国の大きな力を結集して、憲法改悪の動きをくい止める運動をともに起こしていきたい」と決意表明しました。 政党では、日本共産党と社民党の国会議員が出席し、日本共産党の穀田恵二衆院議員と社民党の福島みずほ党首があいさつしました。 交流では、参加した各団体から、憲法を守り生かす取り組みや運動への力強い発言が続きました。
(新聞「農民」2012.11.19付)
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[2012年11月]
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