この人
香川県農民連・機関紙担当の
福井利夫さん(63)
農家訪れて新しい芽がみえた
香川県農民連の事務局を手伝っている福井利夫さんは、JA香川経済連に勤めていましたが、3年前に退職。その後は、JA香川県のアグリ塾の春夏コース・秋冬コースの両コースを受講し、野菜づくりを始めました。
そうした際に、農民連の会員や新聞「農民」とも出合い、1年ほど前から交流が始まりました。そして、昨年行われた高知県での四国ブロック交流会にも参加し、いま県連の機関紙係を担当しています。
10月28、29の両日に香川県観音寺市で行われた四国ブロック交流会にむけて、30人以上の地方議員や農家を訪問し、交流会への参加と新聞「農民」の購読を訴えてまわりました。そうした取り組みの中で7人の読者を増やし、会員外を含め30人がブロック交流会に参加し、交流会の成功に貢献しました。
福井さんから「農家を訪問する中で、新しい芽も見えてきた」「読者ニュースも月1回発行していきたい」など頼もしい一言も聞かれました。
ライフワークは家庭菜園と平和運動。2010年5月、アメリカ・ニューヨークで開かれたNPT(核不拡散条約)再検討会議に参加して以来、毎年、広島・長崎の原水爆禁止世界大会に参加しています。書道3段、ブロック交流集会の横断幕の題字も福井さんが書きました。
(農民連本部 吉川 利明)
(新聞「農民」2012.11.12付)
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