農のこころ丸山美沙夫
田仕舞や一郷煙る匂いして 美沙夫 秋の収穫がすべて終えることを「秋収め」といい、冬場の農作業とは違った趣きがある。主要な農作物の収穫が秋に終るからであり、一年の締め括りともなる。とくに稲の収穫を終えた「田仕舞」は、そちこちに稲藁屑や籾殻を焼く煙が立ち、その匂いが広がって風情がある。餅を搗いたり、田の神に供えて感謝もする。
(新聞「農民」2012.11.12付)
|
[2012年11月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2012, 農民運動全国連合会