オスプレイ配備撤回
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「オスプレイは出て行け!」と怒りの声をあげる参加者 |
日本共産党の志位和夫委員長は、オバマ米大統領に抗議の書簡を送り、野田首相との党首会談で普天間基地の無条件撤去を求めたことを紹介し、「沖縄と本土との連帯によってオスプレイ配備撤回を勝ち取ろう」と連帯あいさつをしました。
沖縄県民大会実行委員会事務局長の玉城義和県議、沖縄統一連代表の中村司県労連議長、安保廃棄岩国地域実行委員会の藤本博司事務局長、御殿場・小山革新懇の高木理文市議らが連帯のあいさつで、「このたたかいを基地問題の解決と安保廃棄の運動に結びつけよう」と訴えました。
参加者は、全国的なたたかいを広げることを呼びかける集会アピールを採択し、国会までデモ行進を行いました。
スタート地点となった日比谷公園で出発集会を開催。争議団団長の小関守さんは、「学校給食にも提供され、子どもたちが口にすることも多い牛乳・乳製品からも、福島第一原発の事故以降、放射性セシウムが検出されているが、明治乳業は『基準値以下』を理由に数値の公表を拒んでいる。私たちは乳業メーカーで働く労働者として、子どもたちの健康と成長のために、自主検査の数値を公表するなどの食品企業として社会的責任を果たすよう求めていきたい。そして原発ゼロの声をさらに大きくあげていこう」と、呼びかけました。
農民連から上山興士さんが連帯あいさつ。福島・会津農民連の前田新さんの詩「見えない恐怖のなかで僕らは見た」を紹介して、「福島からの思いを一つにして、原発ゼロを求めてたたかっていきたい」と、激励しました。
デモ行進には、日本音楽家ユニオンの吹奏楽バンドが合流。買い物客でにぎわう土曜日の午後の銀座通りを、にぎやかにアピールしながら行進。東京電力本社前では「東電は原発ゼロ宣言をおこなえ」、明治乳業本社前では、「明治乳業は労働争議の解決を決断しろ」などと、元気にシュプレヒコールしました。
[2012年11月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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