田んぼアート
飛行機と錦帯橋
山口・岩国市
山口県岩国市で、25メートル四方の小さな「田んぼアート」に取り組んで今年で2年目。今年はオスプレイの一時配備と米軍艦載機移駐、岩国錦帯橋空港の開港など岩国の空が騒々しくなることから、テーマを『飛行機と錦帯橋』としました。
5月の田植えでは、総合学習の一環として手伝ってくれた地元の小学5年生と、農民連などの仲間が、赤米、緑米、ヒノヒカリを手植えしました。
10月7日には、東部産直センターと新日本婦人の会の交流会として、田んぼアートの稲刈りを行いました。今の農家は鎌で稲刈りをしないため、稲の束ね方をしらず、「昔、経験した」という新婦人の人に、逆に農家の人が教わるという一場面も。また、農薬や化学肥料を使用しない環境に優しい米づくりや野菜づくりの話で盛り上がりました。
後日、刈り残しておいた絵の部分を、田植えをしてくれた小学生たちが刈り取り、今年の稲刈りを終了しました。
(山口県農民連 世良輝久)
(新聞「農民」2012.10.29付)
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