農のこころ丸山美沙夫
新米を子の抱くごと手渡しぬ 大西 誠一 俳誌『雲雀』から。新米の風味と旨さは、米作りの最も喜びと自慢できるときでもある。待ちかまえている遠くの子供達や親せきにも分けてやる。また、自信をもって出荷できることである。この句の「子を抱くごと」には、丹精こめた米作農家の愛着がひしひしと伝わってくる。日本の食と農の原点として守るべき時。
(新聞「農民」2012.10.29付)
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[2012年10月]
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