桑の実ジャム作り
みのう農民組合
新婦人・久留米
3・11被災地に届け!
器のフタに思い思いの願い書いて
新日本婦人の会久留米支部の方々が9月22日、「里山にどんぐりを植えよう」の企画の一環として、みのう農民組合の佐々木督文さん宅に来て、マルベリー(桑の実)ジャム作りをしました。福岡市から来ていた大学生も飛び入りで、15人ほどの参加です。
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桑の実のジャムをビン詰めする新婦人のみなさんと、ビンのフタに書かれたメッセージ |
6月に20キロのマルベリーを収穫し、冷凍保存していました。第一陣は、お湯を沸かし、ジャムを入れるビンの消毒。一方では、マルベリーをミキサーでつぶしコトコトと煮ます。できあがったジャムを直径6センチくらいのビンに入れます。熱いやら口が小さいやらで、どうしてもこぼれます。ふき取り部隊もいります。そして、120個を瓶詰めしました。できあがったジャムは、「おいしい!」「ヨーグルトにぴったり」と大好評でした。
ジャムのビンに、「里山ドングリ」のシールを張り、さらにふたの上から麻布でカバーし、そのカバーに東日本大震災の被災地に向けたメッセージを思い思いに願い込めて書いていきました。
また、佐々木さんが桑の葉を枝ごと乾かしていたので、桑の葉を枝からちぎり取る作業も手伝いました。これは桑の葉茶にします。
心地よい秋空のもと、ジャムと桑の葉のかおりに包まれ、笑い声があふれる作業となりました。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2012.10.8付)
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