農のこころ丸山美沙夫
捨案山子とて寝かせ置く畦枕 美沙夫 稔の秋は田畑に近づく鳥獣を追い払うために、竹や藁で作った人形を立てかけてきた。視覚によるものとしては、目立つ色のテープや布切れなどを吊す。また、聴覚によるものとして、「鳴子」や空砲を打つ「威銃」などがある。さて、役目を果たしてくれた「捨案山子」、せめて畦を枕に少しは寝かせてあげたいと。
(新聞「農民」2012.10.8付)
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[2012年10月]
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