「農民」記事データベース20120924-1038-05

食の安全よりアメリカいいなり

許さない!
TPPノーの声さらに

関連/“官邸前”に呼応してTPP反対の初宣伝


首相官邸前アクション

 「野田首相は、APEC(アジア太平洋協力会議)でTPPへの参加表明をしなかったが、安心できない。引き続きTPPノーの声を広げていこう」―9月11日、4週連続となった首相官邸前アクションには約150人が集まり、首相官邸に向かって「参加するな」と抗議の声をあげました。

 日本消費者連盟の山浦康明さんは、食品安全委員会がアメリカ産牛肉の輸入条件緩和を容認する答申案を出したことに対して、「食の安全よりも、アメリカのいいなりでTPP参加のための条件緩和は絶対に許されない。撤回させよう」と訴えました。

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「劇団TPP(テッペッペッ)」が替え歌で「TPPやめろ!」

 2児の母親は「TPPで一番心配なのが、食の安全です。子どもたちに安心なものを食べさせたい。自分のやれることはやっていこうと思ってここにやってきました。あきらめないで、一人でも多くの人にこの思いを伝えたい」と発言。

 また「国会議員に会いにいこう!」のコーナーでは、「TPPを慎重に考える会」に所属していた民主党の国会議員が、TPP推進の「日本維新の会」に合流しようとしていることに、「節操のない国会議員は許さないぞ!」「次の選挙では落選だ!」の声があがりました。

 実行委員会では、毎週火曜日午後6時からの官邸前アクションを10月2日まで行う予定です。


鳥取県農民連

“官邸前”に呼応して
TPP反対の初宣伝

画像 鳥取県農民連は9月11日午後5時半から、首相官邸前アクションに呼応して、JR鳥取駅前でTPP反対の宣伝を行いました。

 今本潔さんがマイクを握り、「TPPに参加すれば鳥取の農業や医療など地域が壊されてしまう」と訴えました。ビラの受け取りもよく、市民から「ごくろうさま」「がんばってください」など、激励の声もかけられました。

 今回の火曜日宣伝は初めての取り組みでしたが、今後参加者を増やし毎週行う計画です。

(新聞「農民」2012.9.24付)
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2012年9月

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