農のこころ丸山美沙夫
昴ぶるも煌めくもいま落し水 美沙夫 稲の稔りと刈り取り時期を見定めての「落し水」である。台風シーズンという心配はあるが、稲作りの大切な水は重要な役目を終えて、いっせいに田から落される。旱魃の水不足に悩まされたことを思うと、感無量の心も昴ぶる。切り開いた畦から流れ出す水の煌めきをしばらく見届けている。豊作を願う秋祭りも近い。
(新聞「農民」2012.9.10付)
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[2012年9月]
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