農のこころ丸山美沙夫
光りつつ棚田奏づる落し水 平澤 澄子 俳誌『白炎』から。平地と中山間地の水田の差異はあるが、どちらも稲の稔りまで水の管理は大事な仕事であった。稲穂が成熟してくる頃、収穫に備えて、畦を切り水口をつくって、田んぼの水を用水路などにいっせいに排水をする。この光景も稲田の風物詩とも言えよう。とくに棚田の「落し水」は美しい景となる。
(新聞「農民」2012.9.3付)
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[2012年9月]
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