TPP反対 食健連が宣伝
態度不明な議員民・自両党36人に
“反対表明を”と要請
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は8月20日、東京・新宿駅頭で、TPP参加に反対する宣伝を行いました。
各団体の代表がマイクを握り、宣伝カーから訴えるもとで、参加者は、シール投票や署名集めに取り組み、道行く人らと対話。「チラシが欲しい」と駆け寄ってくる人もいました。
シール投票に応じた神奈川県逗子市に住む女性(52)=会社員=は「医療の問題が一番心配。医者にかかりたいときにかかれないなんて。今でも親の介護でたいへんなのに、TPPに参加して、これ以上介護保険料が高くなったら困ります」と怒っていました。
また、全国食健連は22日、TPP交渉参加の中止を求めて、態度を明確にしていない民主党、自民党の衆議院議員36人の国会事務所を訪問し、要請を行いました。
全衆参両院議員にアンケート実施
市民アクション
「STOP TPP! 市民アクション」では、すべての国会議員に「TPPに賛成か反対か」のアンケートを実施しています。これまでのところ、衆議院で「賛成」を表明している議員は50人、参議院では13人です。議員名や選挙区は、市民アクションのホームページ(http://stoptppaction.blogspot.jp)に公開されています。地元議員への働きかけを強めましょう。
(新聞「農民」2012.9.3付)
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