TPPやめろ毎週火曜日官邸前に集まろう
ラップのリズムに乗って「TPPはやめろ」「農業つぶすな」「命が大事」という声が、8月21日午後6時から8時まで、首相官邸前で響き渡りました。農民連、全国食健連も参加する「STOP TPP! 官邸前アクション実行委員会」が呼びかけたはじめての行動には、多くの市民団体や仕事帰りのサラリーマンなどおよそ300人がつめかけました。 参加者は、マイクをリレーしながらTPP参加反対を官邸に向かって訴え、野田首相のお面をかぶった寸劇や歌、太鼓やギターなどで多彩なアピールを行いました。 農民連からも関東を中心に多数参加し、「野田首相の地元・千葉4区で農業を営んでいる」と紹介された農民連本部の斉藤敏之さんが発言し、「船橋市は春ニンジンでは全国3位の生産量を誇っていた。それがどんどんつぶされている。TPPに参加すれば、船橋の畑は住宅地に変わってしまう。命を守ることよりも企業のもうけを優先する政治は許せない」と決意を述べました。また、この行動に参加するために福岡から来たというJA福岡中央会の吉村雅光さんは、独自に作ったうちわを参加者に配布しながら、「これは農業だけの問題ではない。福岡では56の団体がネットワークを立ち上げて反対運動に取り組んでいる」と発言。JA全中の常務らも参加しました。 日本共産党の紙智子、田村智子の両参院議員、民主党の首藤信彦衆院議員も駆けつけ激励しました。 実行委員会では、TPP参加断念をかちとるまで毎週火曜日午後6時から「官邸前アクション」を続けていくことにしており、「来週は友人・知人を誘って、もう一回り大きな行動にしよう」と呼びかけています。
(新聞「農民」2012.9.3付)
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[2012年9月]
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