「農民」記事データベース20120806-1032-04

雑誌『農民』第66号できました

関連/宣伝100回目迎える


特集1 原発事故損害賠償請求のたたかい
特集2 マイペース酪農

画像 雑誌『農民』第66号ができあがりました。

 第1の特集は、東電原発事故の損害賠償請求運動です。賠償の対象を狭めようとする政府・東京電力に対し、農民連は農家が受けたすべての損害を賠償させるため団結の力を発揮して粘り強くたたかってきました。これまでの全国的な成果をまとめると同時に、たたかいの先頭に立ってきた地方組織の奮闘をお伝えします。

 第2の特集は、「マイペース酪農」。大規模化が進む北海道東部の酪農地帯で、自給粗飼料を中心に適正規模の家族経営酪農をめざしてきた仲間たちの取り組みを紹介します。輸入飼料の高騰で大規模経営の厳しさが増すなか、人にも牛にも環境にも優しい持続可能な農業にあらためて注目が集まっています。

 また、巻頭には「TPP反対」の運動で共同する各界の方々の座談会を掲載。たたかいの中で培った連帯を確認しながら、新たに見いだされた希望を語り合っていただきました。幅広く柔軟な、新しい運動のあり方が見えてきます。

 2012年農民連全国委員会の決定も収録しました。おおいに普及・活用しましょう。

 ▼頒価800円(B5判、76ページ)。ご注文は各都道府県農民連、または本部まで。


宣伝100回目迎える

毎月1回足かけ10年
兵庫食健連

 兵庫食健連は神戸市三宮のそごう百貨店前で毎月1回、第3火曜日の夕方5時半から、「食と農を守る」街頭宣伝を行ってきました。7月18日(今回は都合により水曜日でしたが)の宣伝で100回目を迎え、参加者は元気にハンドマイクで訴えながら、食健連のリーフレットを配布しました。

 2003年から始まったこの宣伝は、雪印牛乳事件がきっかけです。その後、ギョーザ事件や汚染米事件など毎回チラシを作製し、食にかかわる問題を訴えてきました。その中心でがんばってきたネッスル労働組合の小山尚一さんは、「これからも食の安全、日本農業を守る運動の大切さを訴えていきたい」と語っています。

(兵庫農民連 上野信行)

(新聞「農民」2012.8.6付)
ライン

2012年8月

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