大飯原発再稼働に抗議!福島・近畿ブロック・福井石川の農民連47人
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福島県からは、「県民の思いと実態を伝えたい」との思いを胸に、15人が台風4号の強風のなか、未明4時に出発し6時間かけて駆けつけました。
福井県庁では、福井県連の山川知一郎副会長が「大飯原発の『再稼働容認』に抗議し、撤回を求める」との要請書を読み上げ、福島県連の根本敬事務局長が、飯館村の菅野典雄村長のメッセージを代読して訴えました。
福島からは「再稼働の容認発言にはがっかりした。いまだに避難を余儀なくされている県民、外で遊べない子どもたち、失望し自ら命を絶った生産者の思いがまったく無視された思いだ」「福島も過酷事故は絶対に起こらないと言われ続けてきた。『絶対安全はない』『原発とくらしは相いれない』が福島の教訓ではなかったのか。安全神話を繰り返してはならない」などと訴えました。
また、近畿ブロックからは「京都の舞鶴は30キロ圏内に入る。ひとたび事故が起きれば人ごとではない。われわれも当事者だ」「山を越えればすぐに琵琶湖だ。近畿の水を脅かす再稼働には反対」などと訴えました。
「再稼働するな!」と大飯原発のゲート前で抗議の集会 |
おおい町では農民連会員でもある猿橋巧議員と合流し、町長へ要請を行いました。その後、大飯原発ゲート前で、再稼働反対の集会を開き、参加者全員が一人ひとりの思いをぶつけました。
[2012年7月]
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