「農民」記事データベース20120625-1026-17

風さわやか
田植え交流会

新婦人 参加者、例年の倍も
千葉・酒々井

関連/母子で挑戦 悪戦苦闘


 新日本婦人の会のみなさんとの田植え交流会が5月19日、千葉・酒々井(しすい)町で行われました。周囲は、すでに田植えが終わった田んぼが広がり、さわやかな風が吹いていました。参加者は子どもを含めなんと73人で、例年の倍近く集まりました。

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農家から田植えのやり方を教わり、元気よく田んぼの中へ

 生産者から、田植えの指導を受けさっそく開始。前日、まっすぐ苗を植えられるように、田んぼの中に線を引いておきましたが、そんな準備もむなしく、子どもたちが見事にランダムに植えてくれました。最後はおとなや生産者がうまくフォローし、田植え終了となりました。通りすがりの人が、「こんなに集まって、立派だこと〜。どこか取材の人に来てもらいたいくらいだわ」と感動していました。

 田植え後、ライスセンターに移動し、赤飯、豚汁、摘果メロンとキュウリの漬物、ピーナツみそなど、ホカホカの料理をいただき、約100人分用意した料理はきれいになくなりました。

 参加者からは、「いつも遊んでばかりいる子どもが、3回目で初めて苗を植えました」「中腰で植えるのは大変、農家の苦労がわかりました」「収穫のときにはぜひ参加したい」などの感想が寄せられました。今後も、生産者と消費者が楽しい時間を共有できるよう企画を立てていきたいと思います。

(千葉県農民連 小島朋子)


東青食健連が田植え祭り

母子で挑戦 悪戦苦闘

交流会で手植えコンテスト

 青森市を中心に活動している「国民の食糧と健康を守る東青連絡会」は6月9日、「田植え祭り」を開催しました。幸いお天気にも恵まれ、36人が集まりました。

 今年は新日本婦人の会から多数参加し、親子で手植えに挑戦する人がたくさんいました。また、初めて体験する人も多く、田んぼに足を取られ悪戦苦闘。生産者が小さな子どもの手を取り、植え方を教えている姿が印象的でした。

 田植えを終えたあとのバーベキュー交流会では、手植えコンテストの表彰式があり、上位4人にお米が手渡されました。また、子どもたちに「青森の農業に関する○×クイズ」を出すと、おおいに盛りあがり、正解者へお菓子をプレゼントしました。秋には刈り取り体験も計画しています。

(青森県農民連 鶴谷エミ子)

(新聞「農民」2012.6.25付)
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2012年6月

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