ユネスコの無形文化遺産に登録壬生の花田植1万5千人が堪能=広島・北広島町
田の神に五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「壬生の花田植(みぶはなだうえ)」(国の重要無形民俗文化財)が晴天に恵まれた6月3日、広島県北広島町で行われ、過去最多の1万5000人余りが堪能しました。 約8アールの水田に、色鮮やかな花鞍(くら)や帯を付けた飾り牛14頭が入り、代かきします。その後、太鼓役がバチをまわして調子をとると、かすり姿の早乙女が歌を響かせながら横一列になって苗を植えていきます。
軽やかな鈴音奏でながらチャグチャグ馬コみちのく岩手 初夏の風物詩みちのく岩手の初夏の風物詩となっているチャグチャグ馬コ(うまっこ)(国の無形民俗文化財)が6月9日行われ、滝沢村の鬼越蒼前(おにごしそうぜん)神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの約15キロを行進し、沿道の観客から大きな声援が送られました。
今年は、76頭の装束馬に役員馬11頭を加えた87頭による行進。鬼越蒼前神社にお参りを済ませた引き手や乗り手は、境内で馬コの装束を整えて、いざ出発。「たれ」や「さがりぎれ」と呼ばれる黄色や赤などの色鮮やかな装束が特徴のチャグチャグ馬コ。首につるされた「なりわ」や無数につけられた鈴が、「チャグチャグ」と軽やかな音を奏でていました。
(新聞「農民」2012.6.25付)
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[2012年6月]
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