消費税増税反対
あふれる熱気
超党派国民集会
“公約違反だ”“談合やめろ”
民主党、自民党、公明党の増税推進派は、消費税増税法案の衆議院「採決」を急ごうと、コソコソと“密室増税談合”をくり返し、6月15日深夜、法案の「修正」協議で合意しました。
6月21日の国会会期末を間近に控え、“何が起こってもおかしくない”という緊迫した国会情勢のもと、14日、東京・憲政記念館で「消費大増税採決に反対する超党派国民集会」が開かれました。この集会には、自民・公明両党を除く超党派の国会議員152人(代理を含む)をはじめ、農民連など多数の団体や個人が参加。会場の外に300人以上があふれ、各政党代表の「増税談合許すな!」「公約違反だ!」などの訴えに、参加者が大きな拍手や「そうだ!」とこたえるなど熱気に包まれた集会となりました。
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「大増税するな!」と気勢をあげる国会議員と参加者 |
日本スーパーマーケット協会会長で、この集会の主催団体「消費税を考える国民会議」会長の清水信次さんは、「野田首相がこれを強行するなら、さらに景気が悪くなる。国民の理解を得ずに、一部の国会議員の談合で決めるなどということは断じて許せない」などとあいさつしました。
集会は最後に、「やるべきことをやらずして、このデフレ・不況の時に十分な議論もないままの消費大増税の採決には反対する」などとする決議文を採択しました。
(新聞「農民」2012.6.25付)
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