農のこころ丸山美沙夫
麦の秋パッチワークの休耕田 三井 暁枝 俳誌『つちくれ』から。かつて二毛作地の水田は主に麦作であった。輸入自由化で日本の麦作は外国産に押されてほとんど消えてしまった。だが、最近ぽつぽつと増えており、麦秋の美しい景を見ることがある。この作に注目したのは、布片をつなぎ合せた手芸を、景観の中に置いた諷刺である。立ち向う農の実態が絶妙に。
(新聞「農民」2012.6.18付)
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[2012年6月]
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