「農民」記事データベース20120611-1024-03

消費税増税もTPPも許すな

群馬農民連・木村会長があいさつ

関連/TPP参加阻止へ多彩な行動


5・25中央総決起集会

 全労連、国民春闘共闘、東京春闘共闘は5月25日、東京・日比谷野外音楽堂で「ストップ消費税、許すなTPP参加、最賃全国一律1000円以上実現」などを求めて、中央総決起集会を開き、約1500人が参加しました。全国食健連が協賛しました。

 全労連の大黒作治議長が「増税をなくすたたかいを国民的規模に広げよう」と、主催者あいさつを行いました。

画像 日本共産党の塩川鉄也衆院議員に続き、全国食健連を代表して、群馬農民連の木村一彦会長があいさつしました。高崎市で17ヘクタールの田んぼを耕作する木村会長は、「1万7000トンのダムのオーナーです」と自己紹介。八ツ場(やんば)ダム建設など県内のむだな公共事業を批判し、「ダムに使うお金のほんの一部を回すだけで、食料・農業を守ることができる。さらに農業に壊滅的な打撃を与えるTPPへの参加を許さないたたかいをみなさんと一緒に進めます」と決意表明しました。

 国会までデモ行進した後、農民連、全国食健連は「TPP交渉への参加反対」を求めて議員要請を行いました。

 農民連の笹渡義夫事務局長は、「野田首相が連休中の日米首脳会談でねらったTPP参加表明は、世論の力で阻止できた。次のヤマ場は6月18、19日のG20(20カ国・地域首脳会合)だ。参加表明をさせないよう、さらに共同を広げよう」と呼びかけました。


TPP参加阻止へ多彩な行動

6月1日〜20日
農民連、食健連が展開

 農民連・食健連は、4月25日の「STOP TPP! 1万人キャンドル集会」で共同した広範な40の市民団体などとともに、6月1日から20日まで「TPP参加阻止活動強化月間」に取り組みます。この間、全国各地で宣伝や署名活動、集会・デモなどに取り組み、6月15日には国会を中心に大規模な行動を提起しています。

(新聞「農民」2012.6.11付)
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2012年6月

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