山菜てんぷら食べ交流
新婦人岡山県本部産直交流サークル
待望のわらび採りも
関連/みんな全身泥だらけ
吉備中央町
新日本婦人の会岡山県本部・産直交流サークルが主催して、5月6日、「わらび採りと山菜のてんぷらを食べよう」が行われ、吉備中央町に住む農民連会員の畑野勝利さん宅へ子どもも含め45人が集いました。
畑野さん宅に到着すると、さっそく山菜おこわやよもぎ、たらの芽、ふじのはな、たもぎだけなどの山菜てんぷらをいただきながら交流しました。吉備中央町は中山間地で後継者がほとんどおらず、集落の維持さえ困難なところ。畑野さんは「日本がTPPに参加すれば、一番先に中山間地の集落はなくなってしまう。『TPPに参加するな!』の声を大きくしていきましょう』と訴えました。
新婦人県本部の豊田依子さんは「今日のような交流をこれからも行い、生産者と消費者がいっしょになって農業の大切さを学び、日本の農業を守っていきましょう」と応えました。また石村英子さんは「てんぷらは色も香りもよく、パリッと揚がっていてとてもおいしかった。私もこんな自然豊かなところに住んでみたい」と話していました。
待望のわらび採りをして、楽しい一日を終えました。
(岡山県農民連 秦明美)
東京・武蔵野東小学校
茨城・阿見町 田植えに大喜び
昨年の稲刈りから茨城県南農民組合と交流のある東京・武蔵野東小学校の5年生約70人が、5月11日、阿見町の大塚康夫さんの田んぼにバス2台で訪れ、田植え体験をしました。
まず田植えの前に、田んぼの主である大塚さん夫婦から「苗を3〜5本ずつちぎって、みんなの手のひらくらいの間をあけて植えてください」と説明を受けました。
そのあと、児童たちは恐る恐る田んぼの中に足を踏み入れました。すると、「つめてー!」「変な感じだよ」「ぬるぬるして気持ちいい!」などと大騒ぎ。
みんな全身泥だらけになりながら、貴重な体験に大喜びでした。4カ月後の稲刈りでお会いしましょう。
(茨城県南農民組合 山口徹)
(新聞「農民」2012.6.4付)
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