農のこころ丸山美沙夫
一村の水音走る田植どき 長谷川佳女 俳誌『群鯉(ぐんり)』から。田圃に水を入れて代掻きし、田植ができるまでにするにはとくに多量の水を必要とする。豊富な水が確保できるかどうかである。先人たちが切り開いてきた水田と集落の暮しがそこにある。貴重な水を守るために、村中で参加して堰を見回りしたり補修するのもそのため。川堰の水音に活気づくとき。
(新聞「農民」2012.5.28付)
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[2012年5月]
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