農のこころ丸山美沙夫
穀雨待つ土手の際まで田を広げ 伊藤 澄代 俳誌『あびこ』から。「穀雨」は二十四節気のうち、春一番最後の日である四月二十日ころ。百穀を潤すという雨を待って種蒔きする好機である。この作には、農地を大切にして隅々まで耕し、その日を待ち構えている農の心情が力強く伝わってくる。農に生きる、農を守るこの思いをTPPで踏みにじってはならぬ。
(新聞「農民」2012.4.30付)
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[2012年4月]
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