旬の味
春の嵐が去った翌日。青空のもと、「さよなら原発4・1大集会inいばらき」が開かれ、県内をはじめ関東各地から3100人が集まった▼会場の笠松運動公園は、東海第2原発から約3キロの地点にある。子ども連れの若いお父さん・お母さん、思い思いの格好で「原発いらない」をアピールする人たち▼私たち農民連も、参加者の胃袋を満たそうと模擬店を担当し、赤飯や山菜おこわ、すいとん、豚汁などを提供して奮闘した。関東の仲間たちにも協力していただき、参加者に満足してもらえたと思う▼ステージでは、かつてなくたくさんの政党や首長からあいさつやメッセージが寄せられた。そして、福島から避難している人や放射能から子どもを守る運動をしているお母さんなどといっしょに、県北農民センターの鈴木孝夫さんが農家の思いを訴えた。「原発の再稼働は許さない! すべての原発を廃炉にしよう!」と▼参加者の思いはひとつになって、これからも原発ゼロの社会めざして運動を続けようと誓い合った。 (澄)
(新聞「農民」2012.4.16付)
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[2012年4月]
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