「農民」記事データベース20120402-1015-07

国際女性デー中央大会

震災復興、原発ゼロへ
いのちとくらし守る社会を


画像 国際女性デーの中央集会が、「憲法をいかし、いのちとくらしを守る社会を! 震災復興、原発ゼロへ! ジェンダー平等実現へ! 人間らしい雇用と社会保障を!」をスローガンに、3月8日、東京・豊島区のみらい座いけぶくろで開かれ、農民連女性部をはじめ700人余の女性たちが集いました。

 日本婦人団体連合会の堀江ゆり会長が主催者あいさつ。東日本大震災以降の女性たちの運動を振り返り、「女性の声をますます国会に届けにくくする定数削減の動きに、断固反対しようではありませんか」と訴えました。

 女性支援のネットワークを設立し、被災地支援に取り組んでいるジャーナリストの竹信三恵子さんが講演。災害時ほど暴力や解雇、要介護世帯の孤立など、とくに女性が多く直面する問題があること、またこうした問題が社会的な意思決定の場に女性が少ないために、社会に認識されていない現状などを、具体的な事例をひいて紹介し、「震災復興に、女性の声を反映させていきましょう」と呼びかけました。

 “交流と連帯”では、農民連女性部も旗を持って登壇し、「農の心を壊し、暮らしや地域経済を壊すTPP協定への参加は絶対に許しません」と訴え、会場も大きな拍手で応えました。

 集会後、にぎやかな池袋の繁華街をパレードしました。

(新聞「農民」2012.4.2付)
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2012年4月

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