農のこころ丸山美沙夫
春めくや農へ呼ぶ声田畑満つ 菅沼美津恵 俳誌『白炎』から。冬の冬眠から覚めて自然も生きものも活気づくのはやはり春であろう。とりわけ農人の目は田畑に走らせて輝く。じっとしておれない陽の光が野へ誘い出すようでもある。営農計画をしっかりすえて、作付けを準備しなければならない。この句の「農へ呼ぶ声」は、季節の励ましの声となって伝わる。
(新聞「農民」2012.3.12付)
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[2012年3月]
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