盛り上がった収穫祭
阪神・淡路大震災から17回目兵 庫前日からの雨もなんとかあがった11月6日、神戸市西区の高塚公園で兵庫収穫祭が開かれました。この公園は阪神・淡路大震災の時、たくさんの仮設住宅があったところで、「入居者を激励しよう」と、収穫祭が始まりました。あれから17回目。すっかり地域に根ざした収穫祭になりました。開会あいさつにたった兵庫県農民連の永井脩会長は、被災地復興を後回しに、アメリカと大企業に有利なTPPに突き進もうとしている野田政権を厳しく批判。「参加反対の声を大きくしよう」と呼びかけました。 会場では、県下各地からとれたての野菜や果物、黒豆の枝豆、山芋をはじめ、「買って支援、食べて支援」と被災地3県から取り寄せたせんべいやじゃじゃ麺、裁ちそばなども販売されました。 ステージでは、和太鼓やよさこい鳴子踊り、人形劇、バナナのたたき売りや、少林寺流空手の演武などが行われました。 (兵庫農民連 上野信行)
来場者1千人こえ大にぎわい奈 良奈良県農民連と新日本婦人の会は10月29日、明日香村で第3回収穫祭を行いました。会場の健康福祉センターの芝生広場には、朝市や農家の販売ブースのほか、あすか鍋や豚汁、里山おかず、無農薬米と平飼い卵の卵かけご飯などの飲食コーナーや、足ふみマッサージ、似顔絵描き、お医者さんによる農家の健康相談、TPP&放射能問題学習コーナーなど多数のテントが立ち並び、1000人を超える来場者で賑わいました。新婦人からもぜんざい、ケーキ、コーヒーの出店があり、こちらも大好評。また、受付では柿の葉ずしや手打ちうどん、ショウガの佃煮の作り方など農家の秘伝レシピを編集した冊子「農家の知恵・レシピ集」を配布して、放射線分析機器導入へのカンパを募りました。 例年より3週間ほど早い開催でしたが、幸い天候にも恵まれ、もちつきや特設のミニ動物園も盛況。ステージでは、青年部の司会のもと、歌や演奏、生産者の紹介などが行われました。そして締めには、しし肉やまつたけ、米30キロなどが当たるお楽しみ抽選会と、最後まで盛り上がる収穫祭となりました。 (奈良県農民連 池田訓章)
(新聞「農民」2011.11.28付)
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[2011年11月]
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