TPP参加阻止たたかいはこれから
野田首相の
野田首相は、アメリカ・ハワイで開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で、アメリカのオバマ大統領と会談し、TPP(環太平洋連携協定)の交渉に参加する方針を伝えました。 |
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「野田首相の地元で千葉県民が総反撃しよう」と訴える大木伝一郎実行委員長(中央)。後ろには、直訴状を持った佐倉宗五郎も |
大木会長の周りには、江戸時代、悪税に苦しむ農民を救うため将軍に直訴した佐倉藩の義民で、林縫右衛門さん(佐原農民組合会員)がふんする佐倉宗五郎もよみがえり、野田首相への直訴状を持った五人娘とともに登壇しました。
日本共産党の紙智子参院議員が「野田内閣が参加に向けた手続きを進めれば進めるほど、国民との矛盾は拡大して、大きな抗議の声が広がる。たたかいはこれから」と激励しました。
各団体からは「誰でも受けられる医療をめざす私たちは、医療に差別を持ちこむTPPには絶対に反対」(県民主医療機関連合会)、「公共工事の発注すべてが外国に開放され、建設労働に外国企業が参入するTPPは許せない」(千葉土建一般労働組合)などの発言がありました。
また、新日本婦人の会県本部の代表は「今でも低い食料自給率がさらに下がったら、子どもたちは何を食べたらいいのでしょうか。農薬、添加物、遺伝子組み換え食品は食べさせたくない。TPPより震災復興と子どもたちの未来を優先してほしい。自由貿易でばく大な利益をあげるのは1%だけ。私たちは残りの99%。TPPをノックアウトするまでがんばりましょう」と訴え、大きな拍手を浴びました。
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「TPP参加は断固阻止!」とヤギも先頭にデモ行進 |
参加者は、集会アピールを採択した後、市内をデモ行進しました。また、要請文を野田首相の地元事務所に届けました。
[2011年11月]
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